PRO株式会社:小論文対策

小論文対策
早い時期からの小論文対策の理由

  • 国公立大学では80%の大学で小論文が取り入れられています。小論文を入試で課す大学が増えてきています。大学によっては小論文の配点がかなり高いところもあり、小論文で合否が決まる可能性も出てきます。
  • 高校生が大学受験時に、一度も練習をしないで小論文を書くと、偏差値30くらいと言われています。しかし少し勉強すれば偏差値50程度に、さらに一年間しっかり勉強すれば偏差値60〜70くらいになるとも言われています。短期間でこれほど偏差値が変わる入試科目はあまりありません。つまり、小論文対策をしっかり行った人とそうでない人では、雲泥の差がでてくるという事です。
  • 小論文の対策は時間がかかります。ですから「小論文を入試科目で使うかどうか、今はわからない。だから、使うことが決まってから対策を始めよう。」というような考え方は、少し危険です。小論文には「考える力」が必要です。「考える力」はすぐに身につくわけではありません。テクニックやコツはありますが、それだけで考える力が得られるわけではありません。
  • 小論文のテーマは現代社会の課題に関するものや、さまざまな意見があり簡単に方針が決まらないようなものが取り上げられます。そのため、小論文対策としては、日ごろから新聞やテレビニュースを見て、内容に対して自分はどう考えるかをまとめる練習をすることが大事です。新聞には、日々のニュースと、論説委員やコラムニストなどの論文が載っています。ぜひ、毎日目を通すようにしましょう。

小論文とは何だろう?
小論文と作文の違いは

「小論文」とは小規模の論文であり、簡略に論点をしぼって書いた短い論文とも定義できます。感想文や作文とはまったく違います。「論文」とは「評論文」といいかえることもできます。どの意見が、どういう点で優れているかを論ずる文章のことなのです。二つ以上の意見が対立したときに書かれるのが「評論」の特徴です。自分が賛成(支持)する意見と、反対(否定)する意見とが示される必要があります。自分が主張したい意見は肯定意見ですから、当然それに反対する意見が想定されます。その反対意見を論理によって否定し、自分の意見の正しさを読み手(採点官)に納得させることが必要になります。自分の意見を読み手(採点官)に納得させるためには、工夫を凝らす必要があります。即ち、論理的な文章の構成→「段落の組み立て」を考える必要があります。文章の「流れ」、つまり「展開」→論理の一貫性を重視する必要があります。

小論文の書き方
よい小論文の条件

  • 設問のテーマ(要求)に正しく答えている。
  • 資料が提示された場合は、資料の内容を正しく理解できている。
  • 自分の考え(意見)がはっきり示されている。
  • 自分の考えの理由(論拠)が、しっかりと筋道を立てて述べられている。
  • 理由(論拠)の例は平凡でなく、テーマについての知識の深さや発想力の豊かさがアピールできている。
  • 論文の構成が的確で、考えをスムーズに伝えられている。
  • 誤字がなく、原稿用紙が正しく使われている。


論の構成を考えよう

結論を決め、そして結論に至る論理を洗いだしましょう。

過去問にチャレンジしよう

大学入試には、その大学ごとに様々な傾向があります。過去問題を入手して傾向を知り、対策を練るのも有効な小論文対策の一つです。過去問題は、各大学がインターネット上で公開していたり、印刷物として配布していることもありますので、志望大学の入試課に問い合わせてみましょう。

おもな小論文のタイプ

小論文の注意事項
添削してもらいましょう

対策本などで小論文の書き方をマスターしたとしても、自分が実際に書いた小論文が合格ラインに達しているかそうでないかは、誰かに読んでもらわなければなかなか判断できるものではありません。小論文添削の講師によると、指導を受けていない受験生の小論文は、課題に対して感想を述べただけの作文や、論点そのものがあやふやな小論文などに偏りがちだといいます。しかし、専門家の添削を数回受けると、抜群に良い小論文が書けるようになるそうです。最低でも2回〜3回程度は、大学の先生や専門家に添削してもらい、自分が書いた文章のどこがいけないのか、どうしたらいいのか、を確認してから入試に臨んでください。

原稿用紙の正しい使い方

上手な小論文を書くためには、原稿用紙も正しく使えないといけません。小論文の評価基準に「原稿用紙の使い方が正しいか?」という項目があります。小論文の内容がすばらしくても、誤字があったり、原稿用紙の使い方に誤りがあれば減点されます。

  • 各段落の最初は、1マスあける。
  • 句点(。)、読点(、)、カッコの類(「 」、( )、『 』)はすべて1字とみなして、それぞれ1マス分とる。
  • 句読点が行頭にくるような場合は、行頭に置かずに前の行の最後のマスに、文字と句読点をいっしょに入れる。
  • 「 」( )『 』など2つで1組となる記号の場合、カッコの始めが行の最後のマスにくる場合、その行の中で1文字詰めることができないか検討しましょう。表現を変えるなどして、最後のマスにカッコの始めがこないように調節してください。また、かっこの終わり(かっことじ)は行頭には置かない。句読点の場合と同様、前の行の最後のマス目に文字といっしょに入れるようにしましょう。
  • 小論文の最後の文字を、原稿用紙の最終行の最後のマス目に、句点といっしょに入れると、字数オーバーとみなされ減点される場合があります。
  • 文中に書名を書く場合は、原則として二重カギカッコでくくります。(『 』)
  • 資料文などからの引用を示す場合は、カギカッコでくくります。(「 」)
  • 縦書きの場合の読点は(、)を使い、横書きの場合は(、)または(,)を使います。
  • 中線(--)、点線(・・・・・・)は、2マス分とります。
  • 数字は縦書きの原稿用紙の場合は、なるべく漢数字を用います。横書きの場合は、1マスに2文字まで入れてかまいません。
  • 大文字のアルファベットは1マスに1字とし、小文字は2字まで入れてよい。ただし、厳密な規定はないので、さほど神経質にならなくてよい。
  • 「!」や「?」などの記号類はなるべく使わないようにしましょう。
  • 小論文では、文体は「だ・である」調を使うのが普通。(「です・ます」調との混同をやってはいけません。)
  • 小論文は、「だ」「である」調の常体を使う(「です」「ます」調より文章表現が断定的ではっきり力強さが生まれます)。
  • 略語や記号は使わないようにしましょう。(ただし、学校の教科書や新聞に使われる時事用語はこの限りではありません)。
  • 例:AIDS△→エイズ○ / BS放送×→衛星放送○ / BSE△→狂牛病○ / CM×→コマーシャル○ / NPO×→非営利民間団体○ / TV×→テレビ○
  • 流行語・新語・造語・若者語は厳禁です!
  • 略漢字も厳禁です!